花粉症の対策の１つにレーザー治療があります。
即効性があり、人気の治療法です。
毎日のくしゃみや鼻水など、辛い症状で気になっている方もいると思います。
レーザー治療の効果・値段・デメリットなどをご紹介します。
目次
花粉症 レーザー治療法とは？
鼻の中に、少し出っ張った粘膜があります。
その部分にレーザーをあてて、粘膜の表面を蒸発させます。
花粉症にかかっている人は、粘膜の部分が腫れていることが多く、レーザー治療で、この粘膜の腫れをとって、花粉などが入りにくくする、アレルギー反応を起こす部分を減らす目的があります。
従来の花粉症のレーザー治療は、強いレーザーを照射したり、焼いたり、切除したりして、粘膜を破壊して痛みを伴うイメージがありました。
最新のものでは、粘膜を破壊せず、弱いレベルのレーザー照射で、粘膜の反応を鈍らせてアレルギー症状を軽減できるようになりました。
花粉症 レーザー治療の流れ
１、麻酔薬が付いたガーゼを約15分ほど、鼻の中にいれておきます。
２、鼻の粘膜にレーザーを当てていきます。時間は10分～15分ぐらいです。
以上です。
治療後は、鼻の経過を診るため、数回の通院が必要になります。
花粉症 レーザー治療の費用の値段・保健は適応される？
花粉症のレーザー治療は、保険が適用されます。
費用としては、保険の適用で
１回 約10,000円です。（３割負担の場合）
【内訳】
・診察料
・投薬
・手術費
・点鼻薬（自宅で使う処方箋分）
となっています。
個々の医療機関にもよりますが、だいたい 9,000円～15,000円ぐらいです。
子供さんも７～８歳になればレーザー治療ができます。
この費用で、辛い花粉症が改善されるなら、やってみるのも良いかもしれません。
花粉症 レーザー治療の副作用・デメリットは・・・。
花粉症のレーザー治療を受けたいけれど、気になるのは、やっぱり副作用・デメリットだと思います。
レーザーの手術後１～２週間は、少し水っぽい鼻水が多くなり、鼻づまりが強くなりますが、次第に落ち着いてきます。
また、かさぶたがはがれてくるので、ちょっと違和感があるかもしれません。
レーザー治療で花粉症が改善されれば、もう薬を飲む必要がなくなります。
花粉症 レーザー治療をする時期は？
花粉症のレーザー治療をする時期は、いつごろが良いでしょうか？
レーザー治療は、効果が出るまで約１か月ほどの期間が必要になります。
自分の対象となる花粉が飛来する時期の１～２か月前に治療するのが
オススメです。
レーザー治療は、花粉症だけでなく、アレルギー性鼻炎にも効果があります。
・ハウスダスト
・ダニ
・ペット
など、その場合は、１年中いつでも大丈夫です。
花粉症 レーザー治療の効果
花粉症のレーザー治療後、鼻づまりに対して９割の方、くしゃみ・鼻水に対しては、７割近くの方が改善効果が発揮されています。
このレーザー治療の効果の持続期間は、２～５年程度となっていて、症状を改善してくれます。
まとめ
花粉症のレーザー治療について、ご紹介しましたが、いかがでしたか？
花粉症もいろいろな治療法がありますが、即効性があって、安全、１度で数年の効果が持続すれば、「受けてみようかな～」と思う治療法だったのではと思います。
興味がありましたら、まず、医療機関に相談してみてください。