ノロウイルスの感染経路は?予防と対策は?食べ物のまとめ

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ノロウイルスの感染経路は、「接触感染」「飛沫感染」「塵埃(じんあい)感染」の主に3つあります。

小さい微粒子で、感染力が強いため、しっかりとして消毒対策が必要です。

ノロウイルスの感染経路、予防と対策、そして予防する食べ物・かかってしまったときの

食べ物についてまとめました。

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ノロウイルスの感染経路について

ノロウイルスの感染経路としては、主に3つあります。

【接触感染】・・・感染した人のふん便や吐しゃ物に触った手指にから感染する。

【飛沫感染】・・・感染している人の吐しゃ物が勢い良く舞い上がった飛沫を吸い込む

【塵埃(じんあい)感染】・・・残った吐しゃ物やふん便が乾燥して小さな粒子となってものが空気中に舞い上がり、それを吸い込む。

などがあります。

また、ウイルスに汚染された食品を食べる。

牡蠣(かき)などの二枚貝にも、生や加熱不足で、ノロウイルスが発生する場合があります。

・加熱調理用の牡蠣(かき)や二枚貝は、生では食べない。

・体調の悪い時は、生食用のものでも食べるのを控えるようにしましょう。

ノロウイルスの予防と対策

ノロウイルス 予防 対策

ノロウイルスを予防するには。

基本は、「流水、石けんによる手洗い」です。

帰宅・食事前には、家族全員の方が手洗いを行いましょう。
【調理】

・調理の前と後では、流水、石けんによる手洗いを行う。

・貝類を食べるときは、十分に加熱して(85℃以上)で調理する。

調理したまな板・包丁は、すぐに熱湯に1分以上浸して消毒する。

・食事を配膳するときも手洗いをする。

【汚れた衣類などの処理】

・おう吐物、下痢便などで汚れた衣類は、マスクと手袋をして、バケツやたらいなどで、まず水洗いします。

さらに、次亜塩素酸系消毒剤で消毒します。

・衣類や物品、おう吐物を洗い流した場所の消毒は、次亜塩素酸系消毒剤で使用してください。

※次亜塩素酸系消毒剤で直接手指などの消毒するのは、絶対に止めてください。

ノロウイルスを予防する食べ物・かかってしまった時の食べ物

ノロウイルスを予防する食べ物は?

ヨーグルト ノロウイルス

・ヨーグルト
「ラクトフェリン」入りのヨーグルトがノロウイルスの予防になります。

鉄分の吸収を高めたり、免疫力をアップさせる作用があります。

ノロウイルスの増殖を抑制して予防する効果が期待されます。

・柿渋

渋柿を搾った汁です。干し柿でOKです。

ノロウイルスを抑制する効果があります。

柿渋に含まれている「タンニン」が、ノロウイルスに効果を発揮します。

ノロウイルスにかかってしまったときの食べ物は?


ノロウイルスにかかってしまったときは、最優先にするのが水分の補給です。

胃腸に負担をかけないように、スポーツドリンク、経口補水液を5~10分で1口ペースで飲むようにしましょう。

激しいおう吐や、下痢による脱水症状を防止します。

ノロウイルスにかかってしまった場合、無理に食事をする必要はありません。

1~2日くらいの断食でしたら、体に問題はないようです。

おう吐の症状がなくなり、食事ができるまで回復してきたら

・おかゆ・・・消化の良いもの、

・かぼちゃ、にんじんなど・・・ビタミンやミネラルが豊富な緑黄色野菜、

・りんご・・・整腸作用があるもの

・ヨーグルト・・・乳酸菌が多く含まれていて、腸の中で善玉菌として働きます。
腸の修復、炎症を軽減します。

などを少しずつ摂りましょう。

ノロウイルスにかかってしまった場合は、胃腸などに負担をかけないようすることが大切です。

まとめ

ノロウイルスは、毎年11月~1月に流行する感染性胃腸炎の原因となっているウイルスです。

冬に流行すると思いがちですが、実は1年通して発症します。

主な症状としては、激しい下痢・おう吐などが見られます。

感染力が強く、しっかり消毒をしたほうが良いでしょう。

ノロウイルスにかかってしまった場合、胃腸などに負担をかけないようにすることが大切です。

日頃から、手洗いをしっかり行って、ノロウイルスを予防しましょう。

こちらも合わせてお読みください。

・ノロウイルスの症状は?潜伏期間は?消毒方法・検査についてまとめ

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