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花粉症の鼻づまりの原因とは?
花粉症で辛い症状のうちの1つが、「鼻づまり」です。
鼻づまりの原因は、まず、スギやヒノキなどの花粉が鼻や口から体内に入ると、体
はそれを防ごうとして鼻水・くしゃみ・涙で対抗します。
花粉が鼻の中に入ると体が異物としてキャッチし、その異物を洗い流そうとして鼻
水が出ます。
花粉がたくさん入ると鼻水がどんどん出るのですが、
「鼻の粘膜だけでは花粉の侵入を抑えることができない!」
と体が判断して、これ以上花粉を体に入れないように、鼻の粘膜を腫れさせて、空
気の入り口を小さくして防ごうとします。
それが鼻づまりの原因と考えられます。
では、鼻づまりを解消するには?
5つの花粉症の鼻づまり対策をまとめてみました。
鼻の中を温める
鼻の中を温めることで、鼻腔が広がって呼吸が楽になります。
仕事中に鼻がつまって苦しい場合は、熱めのお湯に濡らしたタオルで鼻を覆ってみ
てください。
また、お風呂で湯船につかって体の芯から温まることで、辛い鼻づまりの症状が緩
和されていきます。
鼻づまりには、筋肉を刺激することも大切です。
温かいお風呂に入ることで、筋肉のムダな緊張がほぐれて、血行が良くなりリラッ
クスできます。
筋肉の硬直をとることで、鼻づまりが解消されます。
アロマで鼻づまりを解消
花粉症の鼻づまりに効果的なアロマオイル(精油)が「ユーカリ」です。
「ユーカリ」は、花粉症・呼吸器系の炎症・免疫強化作用・集中力アップなどの効
用があります。
花粉症のアロマオイルの使い方
1、マスクを使っている場合は、ティッシュにユーカリオイルを1滴垂らしたもの
をマスクに挟んで使用します。
2、ハンカチの場合、直接ハンカチにユーカリオイルを1滴垂らします。
これを持ち歩いて、ときどき香りをかぎます。
3、マグカップや洗面器に熱湯を入れて、ユーカリオイルを1滴落とします。
そこに顔を近づけて立ち上る蒸気をゆっくり鼻から吸引します。
吸入時間は、5分程度で十分です。
3、寝る前に枕やパジャマの袖に、数滴ユーカリオイルを付けます。
アロマオイルスプレーを作っておくと便利です。
アロマスプレー
材料・作り方
◆材料:50ml分
・無水エタノール10ml
・スプレー容器
・精製水40ml
◆作り方
1、スプレー容器に、無水エタノールにアロマ(ユーカリ)を混ぜ合わせます。
2、1に精製水を加えて出来上がりです。
※アロマオイルの使用上の注意
・アロマオイルを付ける時は、原液が肌に付かないように気を付けてください。
・花粉症の症状が重い方は、かかりつけの医師に相談してください。
・アロマオイルは、花粉症に対する医薬品等ではありません。
ツボマッサージで鼻づまりを解消
【迎香(げいこう)】
鼻の小鼻の脇にあるツボです。
鼻の横に中指の第二関節をおいて、指の位置はそのまま。
そして、上下にゆすります。
強すぎると痛くなるので、軽めに優しく押します。
【鼻通(びつう)】
鼻の両側・小鼻より少しあがったあたりのくぼんだところにあります。
始める前にしっかり鼻をかみます。
次に、両手の人差し指をこすり合わせて温めます。
ほどよく温まったら人差し指を鼻通にあてて、鼻筋に沿って上下にこすります。
この時、呼吸は普通にしててかまいません。
鼻の通りがよくなります。
ペットボトルで鼻づまりを解消
ペットボトルを脇に挟んで、グッと脇をしめて数十秒キープします。
簡単ですが、これをすると鼻がス~と通るようになります。
一時的な効果なので、外出先で鼻づまりがひどい時などに実践しましょう。
脇に挟むものは、固そうなものであればOKです。
ペットボトルがない場合は、折り畳み傘や、厚めのバックなどでも代用できます。
鼻腔拡張テープで、鼻づまりで寝るときを解消
鼻づまりで寝苦しい時は、市販の鼻腔拡張テープを使用しましょう。
代表的なのが、
等があります。
毎日貼って寝ると肌の弱い方は、赤くなってしまう場合があります。
そんな時は、ティッシュを小さくカットして、鼻と拡張テープの間に挟むのがオス
スメです。
鼻腔拡張テープの中には、ミント系の匂いがついているものもあります。
鼻がス~ッとして鼻づまり解消の効果が高い場合もあります。
まとめ
いかがでしたか?
鼻づまりは、毎日続くと精神的なストレスにつながります。
食べ物の味も分からなくなり、外出等も気分が滅入ってしまう場合もあります。
鼻づまりは、長い間続くと鼻腔が狭くなり、花粉症の季節が過ぎても、鼻づまりが
解消しない場合もあります。
民間療法や、今回ご紹介した解消法で改善されない場合は、無理をせず耳鼻科を受
診し、検査や治療をしてもらってください。