花粉症 治療 減感作療法(注射)の治療法・費用・副作用などまとめ

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花粉症 治療 減感作療法

減感作療法(げんかんさりょうほう)は、花粉症の治療として注射を用いて行う治療方法です。

スギ花粉を体内に入れて、徐々に花粉を身体に反応させて慣らしていきます。

一般に注射を用いて行う方法が、減感作療法(げんかんさりょうほう)。

薬を使うタイプの治療法が、舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょほう)と呼ばれています。

ここでは、注射で花粉症の治療をする減感作療法(げんかんさりょうほう)についてまとめました。

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減感作療法(げんかんさりょうほう)の治療法

減感作療法の治療期間は、2~5年です。

スギ花粉症の場合、スギ花粉を含んだ注射用エキスを少量から注射し、徐々に料を増やして体質を変えてきます。

治療を開始から、2~6か月の期間にかけて週に1~2回のペースで注射を行い、薬の量を維持量まで増やします。

ある程度増やした状態で、副作用がないことを確認したら、週に1回、2週間に1回、1か月に1回とだんだん注射の感覚をあけていきます。

この減感作療法は、80%以上の方が花粉症が改善したとの報告があります。

この治療法の短所として、通院の回数は、40回以上になり、注射による投与のため痛み・腫れを伴います。

減感作療法の費用は?保険は適用される?

減感作療法は、保険適用の対象です。

1回あたりの費用は、500円~1000円程度になります。

ただ、通院期間が長いので、1回1000円としても、年間24回通院した場合、24000円。初回の検査費用を加えても年2万7000円前後となります。

この治療は、早い人で、開始から2か月ぐらいで、効果が出始めます。

これを2年以上続けることで、さらに効果が高まります。

減感作療法の副作用はあるの?

減感作療法の副作用は、少ないとされていますが、まれに喘息発作やアナフィラキシーと呼ばれる強いアレルギー反応が出たという報告があります。

減感作療法を受けられる病院を選ぶ時は、耳鼻咽喉科・アレルギー科などがあるところを選びましょう。

※詳細は各病院でお問い合わせください。

まとめ

減感作療法(げんかんさりょうほう)は、最近では、40回以上の通院・2年以上の治療期間がかかる、また、注射による投与のため、痛み・腫れを伴うなどの理由により、実施する医療機関も減少しているそうです。

そのため、注射・通院以外の方法が検討され、自宅で薬を投与する舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)が用いられています。

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