インフルエンザは、基本的に薬がなくても治る病気なのをご存知でしょうか?
自然治癒でインフルエンザを治す方法や、治るまでの日数や期間をまとめました。
なるべく薬は、使いたくない、病院に行かないで治したい方は参考にしてください。
目次
インフルエンザは薬なしで治る?
インフルエンザと聞くと「薬で治療する」と思いがちになりますが、実は今も昔も
「自然治癒力」が基本なのは、ご存じでしょうか?
比較的 健康な大人でしたら、薬を飲まなくても、病院に行かなくてもインフルエンザを治すことができます。
インフルエンザの薬(タミフル、リレンザなど)は、体内に侵入したインフルエンザウイルスの増殖を防ぐためにあります。
ウイルスが増えると、当然症状も重くなります。
インフルエンザの薬は、このような重症化を防ぐ働きがあるのですが、ウイルスそのものを消すことはできません。
そのため、インフルエンザを治療するカギは、やはり自然治癒力になると言えるでしょう。
【初期段階】インフルエンザを薬なしで治す
インフルエンザは、急激な高熱が出るので、寒気やゾクゾクした悪寒を感じます。
寒気を感じるのは、体がインフルエンザウイルスと戦うために熱を上げています。
筋肉が震えることで、熱を作りだしてます。
そんなときにできることが、熱を作り出すお手伝いです。
・体を冷やさないように室内を暖かくする。
・暖かい食事や飲み物で体の芯から温める。
・できるなら、布団にくるまって安静にして休む。
・首の後ろの体温調節を行うリンパ節をカイロで温める。
など、自然治癒力を高めましょう。
【高熱が出始めたとき】インフルエンザを薬なしで治す
高熱が出ているときは、体がインフルエンザと戦っている状態です。
高熱が39℃前後になると、倦怠感、頭痛、関節痛など、全身がだるい状態が続きます。
この期間は、水分補給が大切です。
熱が出ることで、汗をたくさんかきますが、水分だけでなくミネラルも失われています。
脱水症状に近い状態になっています。
このような時は、水やスポーツドリンクなどを飲むようにしましょう。
免疫力を下げないように、少しずつでも水分補給をして、果物、ヨーグルトなど、栄養を摂るようにしてください。
【高熱が続く期間中】インフルエンザを薬なしで治す
インフルエンザは、高熱はだいたい3日間続きます。
高熱が出てから3日目が一番つらいと言われてます。
発症から1週間ぐらいで、快方に向かってきます。
この期間は、水分補給、栄養補給をして安静にしていることが大切です。
冷たいタオルで、脇の下、首回り、太ももの付け根などを冷やすとつらい症状が緩和されます。
インフルエンザを薬なしで治す日数は?
健康な方でしたら、インフルエンザの薬を飲まなくて治すには、1週間ほどで、治ります。
ただし、症状が良くなってもウイルスが体内にまだ存在している場合、周りの人にうつす可能性もあります。
しばらくは、外出せず、安静にしていたほうが良いでしょう。
インフルエンザ感染後の外出はいつから?
学校保健安全法の出席停止の基準は、
「発症した後5日を経過し、かつ解熱した2日(幼児は3日)を経過するまで」
と定めています。
大人の場合もこちらを基準にしていることが多いです。
熱が下がっても2日間は様子をみましょう。
勤め先の会社など、一度確認してみましょう。
まとめ
インフルエンザは、自然治癒力によって薬なしで治ります。
初期段階、高熱が出始めた時、高熱が続く期間中などの症状によって適切な対処をすることで回復します。
感染後の外出は、学校保健安全法の出席停止の基準は、
「発症した後5日を経過し、かつ解熱した2日(幼児は3日)を経過するまで」
と定めています。大人の場合もこちらを基準にしていることが多いです。
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