花粉症対策にお茶が効果的なのでは?と聞いたことがある方も多いと思います。
その理由として、花粉症の症状「くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・痛み」などの辛い症状は過剰に分泌される「ヒスタミン」によって引き起こされます。
緑茶に含まれる成分のポリフェノールの一種「カテキン」です。
カテキンは、お茶の渋みの成分ですが、このカテキンが花粉症の原因である
ヒスタミンを抑制する働きがあると言われています。
花粉症の症状に効果的なお茶が「甜茶(てんちゃ)」「べにふうき緑茶」です。
目次
花粉症予防に飲むと効果的なお茶「甜茶(てんちゃ)」
「甜茶」とは?
中国茶の一種で甘いお茶の総称を指します。
花粉症に効果的とされているのが、その中でもバラ科の甜茶です。
甜茶だけに含まれる「甜茶ポリフェノール」が、ヒスタミンなどの化学物質を抑制する効果があると 言われています。
「甜茶」の飲み方とは?
花粉が飛ぶ2週間以上前から飲み始めるのが効果的とされています。
1日3回(朝・昼・晩)と、1日中甜茶の血中濃度を上げておくために、飲むのが良いそうです。
甜茶は、カフェインが含まれていないため、花粉症の妊婦さんや、授乳中のお母さんでも安心して飲むことができます。
「甜茶」は味が甘いので、最初はビックリするかもしれません。
その場合は、お湯の量を調節して、少しずつ慣れていきましょう。
花粉症の時に飲むと効果的なお茶「べにふうき緑茶」
「べにふうき緑茶」とは?
花粉症にかかっている最中に飲むと特に効果的と言われてるのが、
即効性のある「べにふうき緑茶」です。
ただし、効果がある人とない人といるようです。
効果がある人には、鼻水が止まるそうです。
花粉症の症状を引き起こす「ヒスタミン」は、「lge抗体」を放出するものです。
その抗体を抑制できるのが「メチル化カテキン」で、この成分は、なんと「べにふうき」しか含まれていないそうです。
全ての花粉症の方に「べにふうき緑茶」が効くわけではないのですが、即効性があり、飲んで30分すると効果の出る人には、鼻水が止まるそうです。
「べにふうき緑茶」の飲み方は?
「べにふうき緑茶」お茶なので、副作用もなく、眠くなることもありません。
効果が持続するのは、5~6時間と言われています。
1日3回ぐらい飲むと良いかもしれません。
花粉症のお子さん、妊婦さん、授乳中のママさんでも安心して飲むことができます。
「べにふうき緑茶」
花粉症対策のお茶は、種類によって、花粉症を予防するもの。また、花粉症の症状が出ている時に飲むものなどがあります。
薬だと眠くなってしまう場合がありますが、お茶は副作用もなく、眠くなることもないのが良い点では、 ないでしょうか?
またお子さんや、妊婦さん、授乳中のママさんも安心して飲むことができます。
お茶のパワーを借りて、花粉症の症状を和らげましょう。