啓蟄(けいちつ)は、二十四節気(にじゅうしせっき)の中で、3番目です。
太陽黄経は、345度 日にちは、3月6日ごろになります。
雨水から数えて15日目ごろになります。
啓蟄の意味や期間、食べ物についてまとめました。
啓蟄とは?
啓蟄(けいちつ)と読みます。
3月6日ごろです。
雨水から数えて15日目です。
「啓蟄」は、次の節気「春分」までの約2週間ほどの期間を言います。
日にちで言うと、3月6日~3月19日になります。
この期間の時候の挨拶は、「啓蟄の候ともなりましたが」というような手紙の文章から始めます。
意味は、「最近春らしく暖かくなってきましたが」というような意味になり、「啓蟄」は春の季語にもなっています。
啓蟄の意味は?
「啓蟄」の字を見てみると「啓」は「ひらく」、「蟄(ちつ)」は、
「土中で冬ごもりをしている虫」を意味します。
大地が暖まってきて、冬眠していた虫たちが、春が来たのを感じて穴から出てくる頃を言います。
まだまだ、気候は寒い時期ですが、一雨ごとに気温が上がり、日差しも
徐々に暖かくなってきます。
啓蟄の食べ物は?
啓蟄の時期になると、山菜がたくさん顔を出し始めます。
その中でも筍(たけのこ)は、栄養が豊富です。
疲労回復の効果が期待されています。
山菜では、「蕨(わらび)」、「薇(ぜんまい)」などもあります。
その他にも「春キャベツ」「新たまねぎ」など春の柔らかい野菜も美味しい
季節になってきます。
まとめ
啓蟄(けいちつ)は、二十四節気(にじゅうしせっき)の第3番目になります。
春の季語にもなっています。
啓蟄の食べ物は、筍(たけのこ)がオススメです。
栄養が豊富で、疲労回復の効果もあるようです。
春野菜を食べて、毎日元気に過ごしましょう。
※その他の節気は↓こちらをご覧ください。
【春】
・立春(りっしゅん)
・雨水(うすい)
・啓蟄(けいちつ)
・春分(しゅんぶん)
・清明(せいめい)
・穀雨(こくう)
【夏】
・立夏(りっか)
・小満(しょうまん)
・芒種(ぼうしゅ)
・夏至(げし)
・小暑(しょうしょ)
・大暑(たいしょ)
【秋】
・立秋(りっしゅう)
・処暑(しょしょ)
・白露(はくろ)
・秋分(しゅうぶん)
・寒露(かんろ)
・霜降(そうこう)
【冬】
・立冬(りっとう)
・小雪(しょうせつ)
・大雪(たいせつ)
・冬至(とうじ)
・小寒(しょうかん)
・大寒(だいかん)