「春分」は、二十四節気(にじゅうしせっき)の第4番目になります。
・春分とは?
・春分の意味は?
・春分の食べ物は?
これらの春分の質問についてまとめました。
春分の日とは?
春分(しゅんぶん)とよみます。
日にちは、3月21日ごろです。
春分の日は、国民の祝日になっています。
太陽黄度0点で、「春分点」と言います。
太陽は真東から出て真西に沈むので、昼と夜の長さがほぼ等しくなります。
啓蟄から数えて15日目ごろになります。
「春分」は次の節気「清明(せいめい)」までの2週間ほどの期間をさします。
期間は、3月21日~4月5日です。
時候の挨拶も「春分の候」は、この期間中に使うことができます。
春分の日の意味は?
寒さも和らいで過ごしやすい季節になってきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もあります。
春分・秋分の3日前から7日間をそれぞれお彼岸とし、ご先祖さまの
お墓参りに行く習慣もあります。
農業にとっては重要な時期です。
春分から一番近い犬の日を「社日」と言います。
この日に土地の神様にお参りして五穀農穣を祈る行事があります。
春の社日は、種まきの時期、秋の社日は、収穫の時期となります。
春分の日の決め方
翌年の春分の日は、国立天文台の毎年2月の第一平日に発行する官報によって、
決められます。
他の国民の祝日とは違って、春分の日は月日があらかじめ定められていません。
「国民の祝日に関する法律」でも、春分の日は、月日は伏せられています。
「春分日」と記載されているだけになっています。
春分の食べ物について
春分の日は、「ぼた餅」を食べる風習があります。
ぼた餅を作る際の「小豆の赤は、災難から身を守る」と言われていました。
それで、邪気を払う、ご先祖様を供養することと結びつき、ぼた餅を食べたり、
お供えするようになったと言われています。
他にもホタテ貝、さくらえび、鯛(たい)
蕗(ふき)、アスパラガスなど、旬の食材があります。
アスパラガスは、疲労回復を助けるアスパラギン酸が多く多く含まれています。
まとめ
春分(しゅんぶん)は、二十四節気(にじゅうしせっき)の4番目です。
日にちは、3月21日ごろで、国民の祝日となっています。
太陽黄経が0度で、昼と夜の時間が同じになり、この日から昼の時間が長く
なっていきます。
春分の日には、「ぼた餅」を食べ、前後3日ずつ計7日間を「彼岸」と言い、、お墓参りに行く風習もあります。
※その他の節気は↓こちらをご覧ください。
【春】
・立春(りっしゅん)
・雨水(うすい)
・啓蟄(けいちつ)
・春分(しゅんぶん)
・清明(せいめい)
・穀雨(こくう)
【夏】
・立夏(りっか)
・小満(しょうまん)
・芒種(ぼうしゅ)
・夏至(げし)
・小暑(しょうしょ)
・大暑(たいしょ)
【秋】
・立秋(りっしゅう)
・処暑(しょしょ)
・白露(はくろ)
・秋分(しゅうぶん)
・寒露(かんろ)
・霜降(そうこう)
【冬】
・立冬(りっとう)
・小雪(しょうせつ)
・大雪(たいせつ)
・冬至(とうじ)
・小寒(しょうかん)
・大寒(だいかん)