冬至(とうじ)とは二十四節気(にじゅうしせっき)の第22番目です。
・冬至とは?
・冬至の意味は?
・冬至の日の入りについて
・冬至の食べ物は?
・冬至にゆず湯に入る由来は?
冬至についての質問をまとめました。
冬至とは?
冬至(とうじ)は、二十四節気(にじゅうしせっき)の第22番目です。
太陽黄経は270度 日にちは、12月 22日頃になります。
期間は、次の小寒までの約15日間となり、日にちは、12月 22日~1月 6日ごろまでとなります。
時候の挨拶「冬至の候」もこの期間は使うことができます。
太陽が軌道上の最も南に来るときで、夜が最も長く、昼間が最も短い日です。
春分・夏至・秋分・冬至と四季の中央におかれた中気です。
冬至の意味は?
「日短きこと至る(きわまる)」という意味です。
中国では、「一陽来復(いちようらいふく)」とも言います。
・太陽の力が再び勢いを増してくる。
・新しい年が来るという
という意味で、ご先祖様を祀る風習があります。
また、悪いことが続いた後に、幸運に向かうという意味も込められています。
冬至の日の入りについて
冬至(とうじ)の日は、夜が最も長いことから、
日の入りも早くなるのでは?と思うかもしれません。
実際には、日の出が一番遅い日・・・冬至の2週間後
日の入りが一番い早い日・・・冬至の2週間前になります。
各地の日の入りが最も早くなる時期と時間
・札幌・・・12月初め~半ば・・・16時
・東京・・・11月末~12月上旬・・・16時28分
・福岡・・・11月末~12月上旬・・・17時10分
日の出で最も遅くなる時期と時間
・札幌・・・12月末~1月上旬・・・7時
・東京・・・1月上旬・・・6時51分
・福岡・・・1月上旬・・・7時23分
各地とも、冬至の日は、
「日の出は少し遅くなり、夕方は徐々に明るくなり始める時期」で
そのズレの兼ね合いで、昼間の時間が最も短くなります。
冬至の食べ物について
冬至の日には、地方では、「ん」のつく食べ物を7種類食べると幸せになれると言われているそうです。
・南京(なんきん)=かぼちゃ
・蓮根(れんこん)
・人参(にんじん)
・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)
・寒天(かんてん)
・饂飩(うんどん)=うどん
かぼちゃは、冬至に食べると、風邪をひかない。魔除けになると言われています。
また、小豆粥や、小豆とかぼちゃを煮た「いとこ煮」などを食べる風習もあります。
魚介類では
・まぐろ
・伊勢海老
などがあります。
冬至にゆず湯に入る由来は?
いろいろな説があるのですが、特に有力なのが、ゆずの木の性質によるものです。
ゆずの木は、虫に強く、寿命が長いという特徴があります。
・ゆずの木のように、長生きして、病気にかからないように。
・無病息災でいられますように。
との願いが込められて、お風呂にゆずを入れるようになったのでは?と言われています。
ゆずはビタミンがたくさん入ってます。
病気の予防になります。
冬至の日には、かぼちゃを食べて、ゆず湯に入り、冬に備えて体力作りをしたいですね。
まとめ
冬至(とうじ)は、二十四節気(にじゅうしせっき)の第22番目です。
日にちは、12月 22日頃になります。
期間は、12月 22日~1月 6日ごろまでとなります。
太陽が軌道上の最も南に来るときで、夜が最も長く、昼間が最も短い日です。
冬至には、かぼちゃを食べて、ゆず湯に入る風習があります。
厳しい冬に備えて、寒さに負けない体作りをしましょう。
※その他の節気は↓こちらをご覧ください。
【春】
・立春(りっしゅん)
・雨水(うすい)
・啓蟄(けいちつ)
・春分(しゅんぶん)
・清明(せいめい)
・穀雨(こくう)
【夏】
・立夏(りっか)
・小満(しょうまん)
・芒種(ぼうしゅ)
・夏至(げし)
・小暑(しょうしょ)
・大暑(たいしょ)
【秋】
・立秋(りっしゅう)
・処暑(しょしょ)
・白露(はくろ)
・秋分(しゅうぶん)
・寒露(かんろ)
・霜降(そうこう)
【冬】
・立冬(りっとう)
・小雪(しょうせつ)
・大雪(たいせつ)
・冬至(とうじ)
・小寒(しょうかん)
・大寒(だいかん)